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No.6にマジLOVE1000%の非公式二次創作ブログ。ねたばれから変態までご機嫌よう。
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えろいことを紫苑にするネズミの話だよ!
えろいということはR18(といっても本番はない)ということでワンクッション。

スパークのイヴイヴ☆オンステージに捧げた一人前夜祭でした。

















酔って、いるのだろうか。
いつもは余裕じみた意地の悪い言葉ばかり吐く唇が、今日はハッハッとせわしなく吐息を吐き出す。ひどく熱い息だった。
「なぁ、していい?紫苑」
言いながらネズミの手は、紫苑の返事を待たずにシャツの内側、その白い肌をまさぐる。いつもの追い詰めるような回りくどいねちっこさはなく(ネズミはしばしば、紫苑が半狂乱になるまで射精させないことがあった)、身体の輪郭を強く確かめるように手を這わした。熱い唇は首の後ろあたりに押し付けられていて、何度も吸い付いては舌で辿られている。紫苑のうなじといわず首といわず、もう肩口あたりまで、ネズミの唾液で熱く濡れて光っていた。つ、と伝うその雫に、たったそれだけの刺激にすら、紫苑も肌は勝手に粟だった。
そのぞくぞくした感覚と熱に意識を奪われていると、いつの間にか首や胸、脇腹を下った美しい手が下腹をなぞり、震える紫苑自身に達していた。遠慮もなくきゅう、と握り込まれて、身体がビクついてしまう。
声はかろうじて耐えたのに、むしろそのせいで濡れた先端からのくちゅり、という小さな、それでいてひどく卑猥な水音が部屋に響いてしまった。快感で朦朧としている紫苑にも聞こえたのだから、当然ネズミもその音を聞いたのだろう。押し付けられたままの唇のせいでネズミがくすりと笑ったのが分かってしまって、紫苑はカッと頬を燃やした。
その激しい羞恥で消えてしまいとすら思うのに、そのそばからネズミの指がはしたない紫苑自身をなぞり、辿り、その欲情した形を明確にしていく。
意識も感覚も、消えるどころか鮮明になるばかりだった。ネズミは、ネズミの手はいつも、自分を快感で殺そうとしているのだと紫苑は思っている。
けれど、そんな思考すら長くはもたない。身体に与えられる快感に、ふっ、ふっ、と情けなく息が上がる。
声を抑えるために噛んでいたシーツが唾液でべちゃべちゃになってしまっているが、そんなことはもはや気にしていられなかった。
「…ぁあッ…!ん、はァ…ッ」
ぐりぐり、ぐりぐりと、しつこいほど先端をえぐるネズミの手には容赦がない。
堪えることに集中していたせいで、脚を掴まれ体を反転させられるのにも抵抗できなかった。
素早く身体をずらしたらしいネズミの呼気が内股に当たる。まずい、と思う間もなく震える先端に吸い付かれて紫苑は高い悲鳴をあげた。
「ひ!ァ、…ぁああ!!」
必死に脚をばたつかせ身体をよじるけれど、ネズミは紫苑のそれを含んだまま離してくれない。髪を振り乱し、切れかけの理性を騒動員して紫苑は射精を耐えているのに、尖らせた舌でくちくちと敏感な先端をつつかれ涙が零れた。
口内に含まれていない根元の部分も手のひらでぐじゅぐじゅと愛撫されていて、気持ちがいい、なんていうレベルでは。
気持ちよくて、よすぎて苦しい。
快感の塊に深く飲み込まれて、思考が白く濁っていく。
ぼろぼろと泣きながら頬と性器を濡らす紫苑をちらりと見て、ネズミがくすりと笑った気がした。









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