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No.6にマジLOVE1000%の非公式二次創作ブログ。ねたばれから変態までご機嫌よう。
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タイトルまんま、無理やり紫苑にえろひどいことをするネズミの話です。

えろひどいことしかしていない(だが本番はない)のでR18で。
よければ右下の「すいませんでした」からどうぞ。



















「うぅっ…ふ、ぐ…!」

唸るような声がしたのそっちを見やると、涙の浮いた目で紫苑が必死にこちらを睨んでいた。
噛まされた猿轡がわりのネクタイと、後ろ手に腕をくくりつけているシャツがなければ、あとせめてベッドの上に脚を開いた状態で転がされていなければ、もう少し迫力があったかもしれない。
そんな馬鹿みたいにえろい体勢で精一杯身体を捩ったところで、どうなるわけでもないどころかむしろ逆効果であることを、きっと紫苑は一生理解しないんだろう。いや、もしかすると、今みたいなことの積み重ねで理解していくのかもしれない。支配欲とか嗜虐心とか独占欲とかそういう、紫苑には不釣合いで俺ばかりが持ち合わせているそういう類の感情を。暴いて、弄って、刻み付けてやりたいというそれらの愛と呼ぶには身勝手にすぎる欲求は、あまりにも紫苑に不釣合いで笑えた。あんたはきっと、俺のことを頭から食ってやりたいなんて思ったことなんてきっとないんだろう。
そんな自嘲を含んだ自分の笑みにさえ、ほんの一瞬抵抗を忘れてピクリと反応する紫苑は馬鹿だ。本当に馬鹿だ。いつだったか以前、「君が笑うだけで僕はどきどきするし、嬉しくなるんだ」と言っていたのを思い出す。こんないやらしい状況でもそう思っているのかぜひ聞いてみたい気もしたが、無理な話だ。数十分前に「しゃべるな」と言って口に布を突っ込んだのは俺なのだから。
余計なことをしゃべられては困る、というよりは聞きたくなかった。紫苑の口から出てくる陳腐でありふれた、けれど正直すぎる否定の言葉なんて必要ない。そんなものを聞いたところで今更もう止めてやることなんてできないし、むしろその拒否によっていっそう加速する可能性もあった。

そうして一瞬、動きを止めた俺を見て、紫苑の赤い瞳に期待が沸く。もしかして止めてくれるのか?そんな顔をして無意識に縋るようにこちらを見るので、そんなことはございませんよ陛下と心中で笑いながら、今までよりも強めに性器を握ってやる。不意打ちの快感で大きく震えた身体を詰るように、さっきから反応の良い先端の窪みを撫で、親指の腹でぐりぐりと押し込むようにすると噛ませたネクタイの奥で悲鳴があがった。不安定な体勢で腰を跳ねさせる様が思った以上に卑猥で気に入ったので、続けて抉る。溢れてきた先走りを塗り込むように指を動かすと、そこがぐちぐちと音を立て始めた。楽しくなって、指の動きを激しくする。

「んんんっ…」

シーツから浮いてしまった背中をワザといやらしい手つきで撫で上げる。敏感になった紫苑の肌が快感でふつりとあわ立った。
おののく白い腹にも唇を落として、そのヒクつく動きを感じながら「気持ちいい?」と聞いてやる。強情な紫苑は泣きそうに顔を歪めた後、布の奥でなにか呻いて頭を振った。たぶん、「やめてくれ」とかそういうことを。
けれどそんなことは知らないふりで、「じゃあこれは?」と今度は爪で掻いてやった。弱い先端を思う存分苛める。


「ふ、んぅっ!…んんんんっ、んぅう…っ!」

その刺激がたまらなかったのか、今までよりも一段と大きい声を漏らして紫苑は身体を引き攣らせた。快感にガクガクとなる腰をむちゃくちゃに振ってなんとか性器を逃がそうとする。握られている状態で逃げられるはずもないし、むしろ善がりながらのそんな動きはねだっているのと大差なかった。泣きながら性器を濡らしててらてらと光らせているなんて、馬鹿みたいにいやらしい。
性器も痛々しいほど勃起させているくせに、それでも紫苑の目には往生際悪く流されまいとする意志がちらついている。そんなものはとっとと捨ててしまえばいいのに。
もっと追いつめてやりたくて、真っ赤になって震える性器の裏筋にゆっくりと舌を這わせた。紫苑が目を見開く。紫苑は、舌や口を使われるともうだめなのだ。
前立腺を擦られるのと同じくらい、前をこうやって弄られるのに弱い。ぐずぐずに蕩かされる前に逃げ出そうと再び暴れだすのを抑えつけ、仕置きの意味も込めて舐めあげた後の性器を口に含む。咥内で容赦なく舐め回し、舌を絡めてしゃぶる。根元のあたりは指を使ってぐじゅぐじゅと扱いてやりながら最後にキツく吸い上げると、声も出せずに達した。熱い雫を最後の一滴まで絞り取るように、余韻に浸ることも許さずに鈴口に吸い付く。吐精の後の執拗な快感に泣きながら、身体全体を震わせて紫苑は善がった。飲み込めない唾液で噛ませたネクタイが濡れて色を変えるその奥で、くぐもった嬌声あげて啼く。最後にちゅう、と擦ってやっと性器から唇を離した。その刺激に内腿を強張らせたかと思うと、紫苑は足の指先を逸らせて再び小さく精液を吐き出した。
立て続けに2度イった紫苑にくすりと微笑むと、ピクピクと震える卑猥な性器を指先で持ち上げて先端に恭しくキスをする。紫苑が喉を鳴らすのも無視して、伝う白い体液をつつ、と舌で舐めあげてキレイにしてやった。

そのまま上体を起こし、泣き濡れて赤みを増した頬の蛇を指先で撫でてやる。口に押し込んでいたネクタイを引き抜き、だらしなく唾液に濡れる唇にゆっくりと自分の唇を重ねた。
紫苑はもう抵抗しない。欲情に浸って鈍く光る薄紫の瞳が、ネズミを映してとろりと微笑んでいた。









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